ルーズソックス in danger list

久しぶりに実家に帰省すると、マイカーが新しくなっていました。少し前に僕の保険が満期になる話をちらっと聞いたので、資金に充填されたことは間違いありません。
土曜日の朝日新聞「be」ライブドア堀江社長が取り上げられていました。
自分にかけられる生命保険に対し、「何で命に値段がつくんだ!」と。
彼の転機の一つとして紹介されています。一方僕は、より大きな愛のもと、完全秘密裡に事は運ばれたようです。おかげで、命に値段がつくなどとは思いも及ばず、無垢がゆえにハングリーさのかけらも植えつけられず、偏食はしないが、がりがりで、虫歯は多く、今週木曜日にも、ずっぽし穴の開いた親知らずの摘出手術を控えています。今は愛するわが子のためにむしろ、キスを避けたりするようですが、僕はそんな知識が流布する以前に育てられました。きっとものすごく愛されたことに疑う余地なしの激痛を奥歯に抱えています。
ただ、新車を目にしてそれが満期になってないかすこしドキドキしていますが。

実家には、公務員試験を受けるためにもどりましたが、駅前にできた田舎に似つかわしくない高層ビルや、メタリックな現代建築を改めて眺めながら、試験会場に集まった学生、試験官らを思い返すと、
あーお願いだからゼネコンのみなさん、田舎でお試し建築しないで下さい、お願いします
と心から思いました。
平成の大合併の時代に、わが市も周辺自治体との合併が決定しています。また中部国際空港の建設に伴う、沿岸開発も計画されています。目隠しで高速を走る市政にブレーキをかけられる人物があの試験会場にいたことを切願いたします。